調理
唐辛子と香味野菜をじっくり炒める
過熱していないフライパンに準備した唐辛子・ニンニク・生姜・セロリ・ネギ(白いところのみ)を投入、そこにごま油をドバドバドバっと注いで、弱火でじっくり加熱していきます。焦げないように振ったり混ぜたりしながら約8分
こうして油の中に辛みと香りを溶かしていきます。
唐辛子のカプサイシンをはじめとして、スパイスの辛み成分や香り成分っていうのは油に溶けやすいんです。これはいろいろな料理で応用がききますから覚えときましょうね。
ひき肉を投入しましょう
いい感じで香りが立ってきたら、火を中火にしてひき肉を投入、軽く塩コショウで下味をつけつつ、色がつくまで炒めます。
色がついたらタケノコとトウチを入れてさっと混ぜます。
醤・スープを合わせる
豆板醤・甜麺醤・XO醤を入れて、さっと混ぜたらスープを注ぎ、ゆっくり混ぜながら沸騰するまで中火のまま加熱します。
豆腐を入れる
沸騰したら豆腐をあわせ、豆腐が崩れないようゆっくり混ぜつつもうひと煮立ちさせたのち、いったん火を止めます。豆腐は加熱しすぎるとおいしくないので注意ですよ。
水溶き片栗粉を入れる
火を止めたまま、水溶き片栗粉を全体にいきわたるよう回し掛け、そのままゆっくり混ぜます。全体に軽くとろみがついたらOKです。
仕上げ
ネギ(緑の部分)とパセリ・山椒を加え、再び中火で加熱します
ゆっくり混ぜながらひと煮立ちさせて完成です。
これで分量的には主食としてたっぷり2人前。おかずの一品としてなら4~5人前、くらいですかねえ。
いただきまーす。
麻婆丼にしていただきました!!
うん、かなり辛い…けれど、肉の風味や香味野菜の香りが辛さをしっかり受け止めているので、無理なく食べられるように仕上がりました。それなりに手間とお金をかけただけのことはありますね。
・・・それでも彩華の方がおいしいと思いますが。
実際のところ、やはりお店はプロですからねえ。自炊でいくら頑張ったところで、「味・量・コスト」のすべての点で外食を超えるのはなかなか難しいものです。
自炊のいいところは、自分の思ったように好き勝手やれるところだと思います。レシピなんてあってないようなもんですしね。毒物入れてない限り、いくら不味くても食べられないってことはないですし。皆さんもいろいろ参考にしつつ、それぞれ楽しく作ってくださいね。
おまけ
そして後には微妙に使い勝手の悪い大量の食材が残りましたとさ
特にパセリな…大体日曜市の食材はロットが妙にでかいんですよ…
まあまたなんか作りましょ。
おまけ2(手抜きレシピ)
中華スープの代わりにフリーズドライの豆腐の味噌汁を使うと色々楽です。何しろ豆腐もネギもいりませんし、割とそれっぽくはなります。あくまで「ぽい」だけですけど…
麻婆豆腐食べたいけど豆腐がないっ!!っていう場合にはお勧めです。豆腐、少ないですけど。
なお上の写真、お肉は豚小間…この辺りもまあ、あるもんでやってもらえればいいんです。どうせ手抜きだし。
では皆様、素晴らしきフードライフを!
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